市場で働く人にインタビュー!大田市場ってどんなところ?vol.2

季節は移り変わり、日が長くなってきましたね。季節によって変わる、一番おいしい「旬」の食材が常に集まる「大田市場」!新鮮な食材が集まる場所の、秘密に迫ります。今日は、大田市場で働く方にお話をお伺いしてみました!

 

今日お話をお伺いするのは、、。

旬の野菜担当 手塚さん

 

"こんにちは!今日は、よろしくお願いします!ご担当されているお野菜はなんですか?"

ちょっと変わっているのですが、野菜の分類ではなく、その時その時の「旬の野菜」を担当しています。今だと、枝豆・とうもろこし・梅・らっきょなどですね!あとは、松茸やトリュフなど。安いきのこは売りません(笑)!

 "なるほど、時期によって変わるおいしい旬の食材を担当しているんですね。もともと、お野菜が好きだったんですか?"

 いえいえ!元から野菜が好きだったわけではないです。(笑) 実は、社長と同じスポーツで知り合った仲でこの仕事を始めて、最初はほうれん草と小松菜の違いも分からないほどだったんですよ。ローズマリーってきいて、人の名前かな?なんて思ってました。(笑)でも今は20年この仕事を経験して、すごくおもしろいと感じています。今日と同じことが、明日は起こらないんです。相場も違うし、、入荷の状況、野菜自体の変化も必ずあって、昨日と同じ仕事をする日は、一日もありません。

"お野菜の変化とともに、お仕事内容や業態も日々進化しているということですね!お仕事での一番のこだわりはなんですか?"

大事にしているのは、「野菜本来の味」を楽しんでいただけるようにすることです。野菜はドレッシングをかけて食べることが多いので本来の味を味わうことは少ないかもしれませんが、おいしい野菜には「本来の旨味」があります。とうもろこしも、甘いだけではなく、「とうもろこしらしい味だな」と思うとうもろこしが好きです。みなさんに、野菜本来の味を楽しんでいただけるような野菜を卸していきたいです。

そして、なんといっても新鮮さ。実は豆類も鮮度が命なので、市場にある滞在時間をできるだけ短くするようすぐに出荷したり、そのために産地の方と逐一情報をシェアしたりしています。

"ありがとうございます!お仕事への強いこだわりを感じました。最後に、大田市場を訪れたことがない方にもお伝えしたい、大田市場の魅力を教えて下さい。"

大田市場は日本で一番大きな市場で、全国から食材が集まっています。また、他の市場と違うところは、他の大きな市場が外食店さんへの卸しがメインであることに対して、大田市場はスーパーマーケットさんがメイン。皆さんが日々購入して食卓にあがって召し上がる食材そのものなんです。生活に密着するこの市場で、これからも自信をもって新鮮な食材を卸していきます。

お仕事への情熱を語ってくださった手塚さん。

みなさんも、大田市場のプロの目利きが選んだ新鮮な食材をぜひ食べてみてください!そして機会があれば、大田市場にも足を運んでみてくださいね。

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